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日本語には、古来よりわらべ歌に見られるラ・ソ・ミの音(例はないちもんめ)を使った独特の抑揚があります。
ことば音楽療法は、名古屋で小・中学校教師を長年務められた堀田喜久男先生がこの抑揚をベースにメロディーにのせたものです。

リズムの秘密!

ことば音楽では、主に337拍子のリズムで発語を促しています。
実際に声に出して読んでみてください。

『たんたんたん たんたんたん たんたんたんたんたんたん……』
ここで止まると、何か気持ち悪くありませんか?もう一回「たん」と言いたくなりますよね?
ことば音楽では、この日本人独特の感性を利用し、337拍子のリズムに合わせて声を出すようにしています。発語がまだないお子様でも、最後だけ声を出したくなるようなレッスンになっています。

どのようなことをするの?

興味を持ちやすいように、フルーツのマラカスや動物の具体物を使い、楽しくレッスンをしています。
《例》
Aくんのレッスン
ふきもどしを使って息をはく→はつおん→2音節→かぞえうた→絵本
Bくんのレッスン
はつおん→マラカスorハンマー→かぞえうた→絵本

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はつおんってなーに?

一番発音しやすい母音の発音からはじめます。
337拍子のリズムに合わせて「あああ あああ あああああああ 」と歌い発語を促します。
絵カードの口の形を真似しながら歌ってもらい、はっきり綺麗な発音が出来るようにを促します。

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「う」の発音が難しい?

「う」の口の形が難しくなかなか出来ないお子様が多くいらっしゃいます。
「う」の発音が難しいお子様には、「ふきもどし」や「シャボン玉」を使い、
「う」の口の形で息をはく練習から始めるようにしています。

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かぞえうた

きりんやゾウなどの具体物を使い1から10までリズムに合わせて数えます。
好きな具体物を選んで数える為みんな楽しんでやってくれています。

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マラカス

「りんごをとって」でりんごのマラカスをかごの中から取って、両手に持ってもらい337拍子のリズムで軽く拍打ちしながら「りんご、りんご」と歌います。
果物の名前を知る、「取って」や「返す」などの言葉の意味を理解することを目的としてやっています。
発語が少ないお子様も、337拍子の拍打ちをし、楽しんでくれています。

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絵本

絵本は、イメージを膨らませるのに有効な教材です。
みんな大好きで、集中して聞いてくれています。
個々に合った絵本を使い、「おはよう」や「こんにちは」「あそぼ」など、生活していく上でよく使う言葉の発語を促します。

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